2008年02月22日

シーケンス制御の技能検定で合格するためには






シーケンス制御の学科試験は、とにかく参考書と問題集の数をこなして、問題の傾向と何が要求されているのかをつかむ事が大事です。単純に覚えなければならない問題もありますが、理解しなければ毎回悩む問題もあるはずです。これはもう、数をこなすしかないでしょう。数をこなすためには時間が必要ですから、少しずつでも毎日繰り返して勉強するのが良いと思います。電気回路の基礎知識も要求されます。シーケンス制御だけでなく、幅広く学習するのが大事で、最低3ヶ月はやりたいところですね。

実技試験は、時間制限無しにじっくりやれば、たいてい完成できる問題です。しかし、普段からシーケンス制御に関わっている人でも合格できない事が多々あります。なぜか? 仕事と試験では根本的に作業の仕方が違っています。時間が短時間であるというのは間違いないですが、私が思う最大の違いは、もっと他のところにあります。

まず私の経験では、仕事は、過去の類似回路から変更設計することが7〜9割以上だと思われます。特に同一の顧客へ納品する場合は、回路構成や基本的な考え方をそっくりそのまま流用できますから、類似点を生かしつつ、変更箇所に注目すればよいのです。「シーケンス回路は、考え方をプログラミングしたもの」と言えます。なので、回路、ラダーを読めばどのように考えられているか理解できます。 仕事では納期短縮のため、標準部分がある程度できていて、変更設計がほとんどというパターンですから、自分でゼロから考えなくてもだいたいの構想ができあがっています。それに枝葉をつけたり切ったりするだけでだいたい設計完了してしまいます。

ところが技能検定の試験では、作成するソフトウェア(考え方)の基本スタイルが確立されていない人がほとんどでしょう。処理全体の流れはこんな感じで、この部分にはこういうインターロックが必要で・・・という具体的な中身は、試験会場で問題を読んでから自分の頭で考えることになります。 たいていの人は、幹のできあがったシーケンス回路に枝葉をつけることは短時間でできますが、根っこの部分から構想し、幹を作り、枝葉に至るまでを短時間で仕上げるという訓練をしていません。試験会場でいきなりそれができる人は、自分自身の(あるいはスタンダードとされる)シーケンス回路の考え方・組み方をマスターしているわずかな人だと考えられます。

ですから、普段どれだけシーケンス回路を設計していても、いやになるほど仕事でやっていても合格できない人が多いのだと考えられます。短時間で、ゼロから作り出す訓練をしていないからです。では、合格するにはどうするのか?

試験対策という観点で考えるならば、実技試験で使われるユニット(ハードウェア)を事前に準備して、ある程度試験に近い問題にたいして、自分で考え、作り込んでいく練習をすることで解決できるはずです。これを繰り返せば、おそらくかなりの高確率で実技試験は合格できます。

ただしこれには問題もあります。あくまで試験のための実技訓練であって、シーケンス制御のスキルアップ、レベルアップには結びつかない事が考えられるからです。実務では、数多くの多様な設備と、様々な状況に対処する能力も要求されますから、実務経験を数多くこなした方が本来の個人のレベルアップにつながるのは間違いありません。

それでも受験を勧めるのは、この試験をきっかけにさらに意欲的に、さらに創造力を発揮してやっていこうと思う人も少なからず存在するからです。一時的な試験勉強ではありますが、それを経験に、さらに腕に磨きをかけていくことも可能だと思います。

三菱シーケンサ写真
posted by やすだ at 07:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 技能検定・シーケンス制御 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月17日

技能検定の合格通知






全然、ブログ書いてる余裕がないです。

今も出張中ですが、技能検定(シーケンス制御1級と電気保全1級)の合格通知が自宅に届きました。
写メールで写真おくってもらったので、間違いなさそうです。

はぁ〜、なんだかんだとやってましたが、とりあえず一安心。
来年も同じ試験を受けたくないですから。

合格証書と技能士章の交付式が5月15日10:30から、石川県地場産業振興センター新館1階コンベンションホールであるそうな。

受付は9:45からと書いてあるが、2ヶ月先の話・・・
日本に居ない可能性もゼロではないし・・・

posted by やすだ at 20:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 技能検定・シーケンス制御 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月08日

またまた行ってきました、今度は電気保全技能検定。つい引っかかってしまったその結末は・・・

今年は、シーケンス制御と電気保全の技能検定、2種目を受けてます。
・・・正直、大変です。 1種目にしとけばよかったです。
で、2月3日に行われた電気保全の実技試験ですが、あ〜、勘違いで自爆でした。
とりあえず、課題は解けましたが、打ち切り時間いっぱい。
課題1,2はなんとか標準時間の50分以内で完了。
しかし課題3でつまづき、打ち切り時間いっぱいの60分ちかくかかってしまいました。

別に引っかけ問題ではないのですが、試験用盤に[CR1][CR2]なんてリレーのラベルが貼ってあって、[CR2]は使わなくていいのにそこにリレーを突っ込んだところから勘違いの始まりでした。

ま、あわてているとろくな事がないという教訓ですね。

あ〜、試験を受けてない人には、まったく説明できていなくて理解できない文章でゴメンナサイ。
それだけガックリきたということです。

でも一つわかったことがあります。
シーケンス制御も電気保全も、実技は2回、つまり2年にわたって受ければたいてい受かるだろうと思える内容だったことです。

連日現場で働いている人なら、1年目に失敗しても2年目には合格できそうです。

問題は「学科」です。

私のように、やる気も能力もない人間では、勉強し続けないと答えられない問題が数多くあり、こちらは本当に「どれだけやったか」で勝負がきまりそうです。
つまり勉強しなければ、2年目も3年目も合格できないということになりそうです。

あ〜、頭が痛い・・・・

今からどうやって苦手な「学科」を克服するか。
ん〜、困った・・・





posted by やすだ at 06:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 技能検定・シーケンス制御 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

技能検定学科試験シーケンス制御1級受けましたが

1月28日、技能検定の試験を受けました。
電気機器組立シーケンス制御1級の学科試験と実技のペーパー試験。
前回同様、金沢で受検。

金沢市西念町の労災会館へ行ったのですが、ううっ!
こ、これは・・・!!!


大変なたばこの煙です。

相当な人数が各階の狭いロビーに集まってたばこを吸っているので、ものすごくたばこ臭いです。たばこを吸わない人は、それだけでかなりの衝撃だったのではないでしょうか。

私が衝撃を受けたのは、そんな事ではありません。

受検者の数です。

まず午前の学科試験。
シーケンス制御の学科試験では50人弱が受検しています。
(正確なところは数えてません)
今年、シーケンス制御の実技を受けたのは
1級が6人
2級が3人
3級が2人
・・・

ということは、前年度の学科落ち受検者が約40人???
ん〜???
どういう現象なのかよくわかりませんね。

あとから聞いた話では、実技試験は設備の関係もあって、受検者数が限られているとか、試験会場も1カ所ではないという話もあって、何が本当かわかりませんが、今年の学科受検者が50人弱程度であったということだけです。

試験問題は、過去問題を勉強していればたいていわかるレベルです。過去問題を見たことが無い方には、そのうちブログで情報をお知らせしたいと思います。

実は、学科試験の受検者数がショックだったのではありません。

問題はこれからです。

午後のペーパー試験です。


学科試験はシーケンス制御に関することや、シーケンス制御と関係のない一般的な工業知識も含め、広い範囲で出題されます。

それに比べてペーパーテストと呼ばれる物は、分類上では実技試験に分類されます。
シーケンス制御の専門的、実技的な内容に絞って出題されるわけです。
ペーパーテストは実技の分類なので、今年実技を受検した人が受けることになります。
内容は、これも過去問題をきちんと学習していれば、まずは大丈夫です。

・・・で当日、試験は「建築配管」「機械検査」の受検者と同じ大ホールで行われました。
いやぁ、結構受検者多いですよ。

なんで? と思い、パパッと人数を数えましたが、150人くらいいます。

確かシーケンス制御で実技を受けたのは10人そこそこ。
ということは、「建築配管」「機械検査」で100人以上受検している???

シーケンス制御技能者・技術者というのは、それだけ「希少」なのかそれとも単に「忙しくて受検なんかしてられない」のか、「関心がない」のか。

いや、いずれの職種にしてもそのような人は必ずいるはずだから、この受検者の割合は、世の中の職業人の割合に対する「縮図」と考えても、あながち間違いではないだろうと推測できます。

シーケンス制御ってソフト的な発想でいろいろやれるから、結構おもしろいと思うんですけどね〜。

三菱シーケンサ写真






posted by やすだ at 05:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 技能検定・シーケンス制御 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月14日

技能検定シーケンス制御1級実技

1/13に金沢の産業技術専門校で試験を受けました。正直なところ、時間が足りないというか、時間が迫ってくると焦ってしまってとんちんかんなトラブルを起こして自爆してしまうようですね。
かく言う私も、時間オーバーしてしまい、なんとかそれなりに完成しましたがランプ表示を少々ミスってしまいました。

1級受検者で制限時間内で終わったのはかろうじて2名です。
作業打ち切り時間までねばって作業しても、プログラムの動作が不完全な方も結構いましたね。

ポイントは
・最後まで平静を保つ
・それぞれの課題毎に作業するのではなく、全ての課題を理解してからとりかかる
・ラダープログラムは、落ち着いて紙に書いてまとめてから入力する方が良い

こんなところではないかと思います。

メモ用紙は最初1枚しかもらえませんが、要求すればかなりの枚数がもらえます。
当日は相当枚数準備されていたようですが、メモ用紙を追加で要求したのは私だけでした。

当日配られる課題のプリント、I/O割付表、メモ用紙などは全て自分の受検番号を記載して使用します。
試験が終わったら、それも提出します。持ち帰り禁止。


さて、課題は3問出ましたが、最初は配線の接続。
I/O割付表に従って接続すれば良いだけです。特に難しい部分はないです。
自分で準備したPLCのI/Oと合わせていけばよいので、苦労は無いはずです。

次の2問がシーケンス(ラダー)の設計とデバッグです。
やっぱりポイントはこっちでしょう!
問題内容に従った動作をするように設計し、さらに「××の場合は○○が△△する事」、のようないくつかの条件付けがされます。


この2問をよく読むと、共通する部分があったりします。
そのため、読んだ問題からいきなり始めるのではなく、全ての課題を読み終えてから、頭の中を整理してとりかかる方が、結局は早く終わります

採点は、全ての課題に対して作業が終わったと申請した段階で行われます。
採点申請のまえに、自分で一通り再チェックしたほうがよいです。もちろん、時間の余裕が無いとできないわけですが。

問題のレベルや内容的には、普段通りの実力を出せれば特に難しいところは無いです・・・



・・・・・・!!!



1級の時間制限、2時間というのが意外にもギリギリいっぱいの時間です。
3時間ぐらい有れば、余裕でおまけの機能をつけたりできそうですが、2時間はあっという間でした。

作業に取りかかる前は、PLC内部メモリーの消去。パソコン内プログラムの消去を確認されます。
出来上がったプログラムも持ち出し禁止で、採点終了後にまたPLCとパソコン内のプログラム消去を確認されます。
ハードディスクに保存しても痕跡を調べられるし、下手なことをしている時間的余裕は無いはずなので、やめた方が賢明です。

ちなみに、当日の受検者数ですが、
1級・・・6人
2級・・・3人(1名来ていなかった)
3級・・・2人

たぶん、他の検定に比べるとかなり少ないのではないかと思いますが、どうでしょうか?

やっぱりそれだけ「特殊な技能」、「人気薄」???

仕事はいっぱいあるのにねぇ〜。
ラベル:技能検定
posted by やすだ at 07:11| Comment(0) | 技能検定・シーケンス制御 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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