2008年05月10日

NC工作機械ってどう?

NC工作機械といっても、いろんな機械があってそれぞれ使い道が違ってます。政府機関の発行している「日本標準商品分類」というのがありますが、それに出ているNC(数値制御)工作機械は次のとおりです。ちなみに「NC○○」とは書いてなくて、「数値制御○○」と書かれているようです。

NC旋盤:横軸NC旋盤、立て軸NC旋盤

NCボール盤(ドリリングセンタ、タッピングセンタ含む):横軸NCボール盤、立て軸NCボール盤

NC中ぐり盤:横軸NC中ぐり盤、立て軸NC中ぐり盤、NCジグ中ぐり盤

NCフライス盤:NC立てフライス盤、NC横フライス盤、NC多頭フライス盤、NCならいフライス盤、NCプラノミラー、その他のNCフライス盤

NC研削盤:NC円筒研削盤、NC内面研削盤、NC平面研削盤、NC工具研削盤、NCねじ研削盤、NCジグ研削盤、NCカム研削盤、その他のNC研削盤、NC仕上げ機械、NCホーニング盤、NCラップ盤、その他のNC仕上げ加工機械

NC歯切り盤・歯車仕上げ機械:NC歯切り盤、NC歯車研削盤、NC歯車仕上げ機械

マシニングセンタ:横軸マシニングセンタ、立て軸マシニングセンタ、門形マシニングセンタ、その他のマシニングセンタ

NC放電加工機:NC形彫り放電加工機、NCワイヤ放電加工機

その他のNC工作機械:NC平削り盤、NC形削り盤、NC立て削り盤、NCキー溝盤、他に分類されないNC工作機械

その他の日本標準商品分類によらないNC機械:パンチプレス、プレスブレーキ、プラズマ切断機、レーザー加工機、ベンディングマシン、パイプベンダ、製図機





ラベル:工作機械 NC
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2008年05月08日

NC工作機械とは?

NC:Numerical Control(数値制御)
数値と符号で構成される数値情報で、機械の運転を自動制御する。

CNC:Computerized NC(コンピュータ化されたNC)
通常は小型のコンピュータ(マイクロプロセッサ)を内蔵し、NCの機能の大部分をソフトウェアで処理するもの。

NC(CNC)工作機械:
NC(CNC)を搭載し制御される工作機械。

最新情報ではないですが、日本工作機械工業会発行の「工作機械統計要覧2001年」によると、2000年のNC工作機械出荷台数の割合は、
旋盤 39%
マシニングセンタ 28%
ボール盤 8%
中ぐり盤 1%
フライス盤 2%
研削盤 5%
歯車機械 1%
専用機 3%
放電加工機 10%
その他 5%

となっており、金額ベースでは
旋盤 28%
マシニングセンタ 35%
ボール盤 3%
中ぐり盤 2%
フライス盤 1%
研削盤 8%
歯車機械 1%
専用機 9%
放電加工機 8%
その他 6%

となっています。これだけ見ると1台あたりの単価が高いのは、マシニングセンタ、研削盤、専用機、中ぐり盤・・・といったところでしょうか。





ラベル:NC 工作機械
posted by やすだ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | NC ファナック FANUC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月04日

Mコードって便利? だけど欠点は・・・! パート3

Mコードを多用するとタクトタイムが伸びてしまいますが、その反面メリットもあります。シーケンス(ラダー)での順序動作をいちいち書き換えずに、NCプログラムのMコードの順番を変えるだけで、機械側の動作シーケンスを変更することができる。 ということです。

たとえば、複雑なアクチュエータをいくつも使っているジグや、実績のない装置などはまず、Mコードでいろんな順序動作をさせてトライアンドエラーを繰り返します。ラダーによるシーケンス変更が必要ないので、NCプログラムを編集できるレベルのスキルがあれば、簡単にテストができます。

このテストで動作順序が確定したら、ラダープログラムを変更して最終的に良いと思われる動作に合わせれば良いわけです。機械・NCのデバッグを都合良く終わらせ、最終的なタクトタイムを極力短縮するといった考え方をするなら、これがベターな方法ではないかと考えます。

Mコードを多用するメリットはもう一つあります。それは、初期段階のラダーで、最小限のインターロックだけ考慮すれば良いということです。通常考えなければいけないインターロックを省いて、衝突や干渉、機械の破損につながるような危険な案件だけを考慮することで、他の細かい部分を後回しにできます。設備の立ち上げまで日程が厳しいことがほとんどですから、こういった手法も有効に活用していけばいいのではないかと思います。




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2008年04月03日

Mコードって便利? だけど欠点は・・・! パート2

Mコードを使うメリットは、NCプログラムから機械設備の制御ができることです。Mコードを利用することでCNC制御装置はシーケンサを介して機械設備の制御が可能になります。Mコードの割り付けは通常、アクチュエータの数やそれに必要とされる動作シーケンスを考慮して、何種類程度のMコードが必要か? ということを検討してから決定されます。ただし、動作が不確定だったり機械の設計上不安定な要因がある場合は、1アクチュエータ毎にMコードを割り付けたりします。特に汎用機としてのマシニングセンタなどではこのパターンがほとんどです。

ところが、量産ライン内でつかわれる専用機ではこのやり方が通用しない場合があります。最近はCNCの制御装置も動作が高速になり、シーケンサも高速でスキャンされ、通信もかなり早くなっているので影響は少ないと思います。・・・が、一個一個のアクチュエータを全てMコードで動作させると、同じ動作をラダーで組んだ時に比べてサイクルタイム(タクトタイム)が伸びてしまいます。

同じ動作をさせても、Mコードの羅列で順序動作させる方が必ず遅くなります。よく考えれば当然ですが、Mコードで機械制御するには、CNC→PLC→アクチュエータ動作→センサー検知→PLC→CNC という経路をたどります。それに対してラダーで順序動作させる時は、PLC→アクチュエータ動作→センサー検知→PLC で完結します。

これが単一動作ならほとんど問題有りませんが、複雑な動作の一つ一つをMコードで実行するにはかなりの時間をロスすることになります。




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2008年04月02日

Mコードって便利? だけど欠点は・・・ パート1

FS31iの言語設定CNCを利用した設備ではNCプログラム中に、必ずと言っていいほどMコードが使われています。「Mコード」とは? という詳細な解説ネタはまた今度書かせてもらうとして、今回はこのMコードの便利さとその裏に隠された苦行を紹介します。

MコードはNCプログラム中で、G01Z100.0M03 のように記述してある部分の「M※※」に該当する部分です。このMコードはCNC制御装置側から機械側の制御装置(通常はシーケンサとかPLCとかPMCと言われるもの)へ信号を出力する命令です。この信号はCNCの機種によって使用できる数値の範囲が決まっている事が多いのです。

結局このMコードで何をするのかというと、例えばM03と指令したら主軸を正回転させなさい。あるいはM08と指令したら切削水を出しなさい。という一定のルールをあらかじめ決めておき、それに従ってCNCのプログラムを作成します。

Mコードでは機械側のジグやその他装置類の制御、電磁弁のON−OFFやリミットスイッチの状態確認など、様々な機械側の現象や動作を制御させます。これらをCNCからコントロールすることができるような仕組みは、シーケンサ側でラダーでプログラムしておきます。(ラダーじゃなくてもいいんですが。)

内部処理は、一つのMコード信号(リクエスト)に対応した応答信号としてFIN(アンサー)を返すことで、一種の通信(コミュニケーション)が成立するようになっています。FIN(アンサー)が帰ってこない場合、通常はCNCプログラムがそのブロックで待機状態(FIN待ち)になりそれ以降のプログラムに移行することができません。






posted by やすだ at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | NC ファナック FANUC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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