2011年06月08日

富士電機の昔のシーケンサ(PLC)のラダー用ROMを解析しました

20年前の富士PLC昔々の富士電機製プログラマブルコントローラ、FUJILOG-μy[mini]のシーケンスプログラムROMを解析しました。

こんなの今時だれもやりませんよねぇ。
だいたい、マニュアル(しかもコピーしたやつ)のメーカー記載の日付を見ると、1984年版。
私このとき高校生でしたわ(笑)

福島県のとある工場にあるFANUCの3M-C搭載木工ルーターに入っていたものですが、ラダーの編集をしようとしたら、書き換え不能・・・

マニュアル見ながらしばらくあれこれやっているうちに、もしやと思いカバーを開けてみると富士通のMB8516という16KビットのUV-EPROMを1個発見!
マニュアルに従ってROMを抜き取って電源を入れると、見事に編集できるようになりました。

しかし・・・

編集したあとはRAMでデバッグ運転できますが、最後はROMに焼かないといけない。さてどうやってROM焼く?
私も昔就職先でなんかやったことが有るような気がするんですけど、ん〜・・・全く覚えてない。
仕方ないのでROMは持ち帰り、内容を解析することにしました。

中のデータはPECKERというROMライター(リードや編集もできる)をもっているので、とりあえず中身を吸い上げてみると、・・・やっぱり意味不明。

さすがに16進ダンプじゃわからないよね〜、と思いつつもしばらくは手書きのラダーとダンプリストをにらめっこ。

小一時間ほどあれこれ考えている内に、ニーモニックの命令語と16進ダンプリストを比較すればわかりそうな気がして、エクセルにぽちぽちと入力してダンプリストとニーモニックを比較。
その後16進を2進数に変換して併記、同じ命令語同士や同じアドレスだけをフィルターかけて見てみると、共通のビットが浮かび上がってきたのでした!

おぉ! これだぁっ!

・・・

で、結果的にわかったことは

ビットの並びが
・パリティ :1ビット
・命令語  :3ビット
・NOTフラグ :1ビット
・以降はオペランド用

になっている。

はぁ〜なんとかこれで新しくROMが焼けそうですわ〜、あーしんど。昔の富士PLCのROM内容

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posted by やすだ at 15:00| Comment(5) | TrackBack(0) | 制御・設計・ソフト・ハード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月17日

内線規定は今でも活用中

以前、エクセルのマクロでツール化された内線規定を、ある方から譲っていただいて今でもちょくちょく活用しています。
制御屋といえども電気設計の基礎的な部分を理解するため、ハード関係の設計時にいろいろ確認したいことがあるのでエクセル化されているのは便利です。
それとは別に、緑色の本(内線規定)も持ってますがこちらは特定の部分しか見ないし、また見る機会がないのでほとんど新品のままみたいな感じです。

制御関係の設計とかは、結構類似機のパクリで成り立っている部分が多くて、あらためて基礎的なルールを見直す機会が少ないように感じます。
そのためか、電気設備の基準を知らない電気屋(制御屋?)も今では多数存在しているので、若手の教育が大丈夫なのか若干心配なところもあったりします。

図面のパクリはパクリでもいいのですけど、コピーのコピーを繰り返すと文字がつぶれてぼやけるように、部分的な図面のパクリ(いや、流用というべきか?)をしたものを、さらに部分的に変更して流用・・・と繰り返すと、オリジナルはどうだったのか見失ってしまいます。

そんなときには、オリジナルの元(基準)となるものが存在するはずですから、内線規定や技術基準等を見直して確認していくことが大事じゃないかと思います。

posted by やすだ at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 制御・設計・ソフト・ハード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月26日

富士電機インバータは高機能すぎて・・・

最近、富士電機製のインバータを使う機会が増えました。
たまたまそういう仕事があるだけかもしれませんが、普段三菱電機のインバータを使う事が多い私としては、富士電機のインバータは使いにくいという印象です。

なんで使いにくいのか? というと、どんなパラメータがあるのか知らないからですね。
VG7Sシリーズなんてマニュアルもかなり厚いですし、読んでる時間ももったいないです。

ところが今回はそれを使わなくちゃいけなくなったので、ほんの少しだけ勉強してみました。

実はこのFRENIC5000VG7Sシリーズは同期モータの制御が可能です。
同期モータといえばサーボモータと同じ原理ですから、インバータでサーボのような制御ができるわけです。
なんでインバータで同期モータを使うのか? というと、同期モータを使う事で誘導機よりも格段に省エネできることです。

今回は100kwとか200kwのインバータでしたが、もっと大きなものや数十台もこんな設備がある工場では、古い直流機や誘導機を置き換えて、同期モータ+インバータとすることで電気代節約、環境負荷軽減が期待できます。

FRENIC VG7Sの同期モータ制御は、オプションのPGインターフェースが必要です。

ま、それはともかく、私が過去に経験していないインバータの機能を今回試すことができたのでメモっておきます。
それは「模擬モード」という設定があることです。

モーターやPGが接続されていなくても、負荷イナーシャやその他のパラメータを設定することで、いかにも負荷運転しているかのような振る舞いを、インバータ内部で計算して出力してくれます。

表示器でのモニタ内容や、外部出力(アナログ端子やパルス出力など)にもその結果を反映してくれるため、インバータ単体で「試運転」が可能です。
当然ですがモータ動力端子へは、電流・電圧は出力されません。
なので、モータを正規に接続していてもモータを回さずにテストできます。

普通に考えればそんな機能必要なのか? と思うことがありますが、このモードではアラームも発生できます。
たとえば、負荷が重すぎた時は加減速時にアラームが発生することもあります。
ただのインバータでは、モータを結線してなければ過負荷にはなりませんから、かなりの違いです。

模擬モードを使えば、あらゆるモータに対してのシミュレーションが可能となるので、結構いいおもちゃとして使えますね。

富士電機恐るべし・・・

posted by やすだ at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 制御・設計・ソフト・ハード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月16日

キーエンス CV-5000を使ってみた その2

さて、ファナック側のI/Oは入力モジュールがAID32F1、出力モジュールはAOD32C1が使われてます。
これもこのまま行けそうですね。
でもって、ハードI/Oで信号をやりとりするのでCV-5000の環境設定から外部端子出力の設定をしてやります。

初期設定のままでは、PMCのスキャンタイムより処理が早いため取りこぼしが発生してしまうんです。
具体的な設定は、[環境設定]-[外部端子]のメニューから出力時間を延ばしてやるんですが、最初に出力周期時間を増やさないと出力時間が延ばせない事があるので注意が必要です。

今回はPMCのスキャンタイムが平均16ms、最大24msでしたので24msに合うように出力時間を24msにして、出力周期時間を35msにしてやります。

実はこれでハマったんですね・・・

なんかわからないけど、ちゃんと動作するときとしないときがあってPowerMateの方で信号をトレースして初めて気がついたというか、そんな感じです。




posted by やすだ at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 制御・設計・ソフト・ハード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月14日

キーエンス CV-5000を使ってみた その1

キーエンスの画像処理センサCV-500からCV-5000に乗せ替えというお仕事がありました。
たまたまPLC(PMC)がファナックで、PowerMatei-H、PMC-SB6(STEP-SEQ)だったので話が回ってきたようなもんです。

さてCV-5000は使った事がなくて、カメラのセッティングはキーエンスさんがやってくれましたが
PMCとの接続やソフトについては現状のCV-500を参考にして、最低限同様な機能を持たせるようにする必要があったので、まずはCV-500とCV-5000の研究から・・・
って、面倒なんですよね、結構。

まあそう言っても始まらないので一応調べてみました。
入力:
CV-500の外部信号入力はマニュアルによると無電圧入力と書かれてます。つまり接点入力もOKということですね。回路図を見るとCV-500の内部回路には+24Vとか+5Vといった内部電源が見られ、この電源を使って信号入力をします。
対してCV-5000ですが、こちらは外部電が必要です。プラス、マイナスの極性は配線方法で変えることができるようなので都合の良いようにできます。
ここだけでもすでにインターフェースの仕様が違っているので、単純につなぎ替えればOKとはいかないようです。
出力:
CV-500はNPN出力のみで、判定出力、ビジー、ストローブなど。
CV-5000はNPN出力とPNP出力は本体型式で違ってますが、今回はNPNタイプ。判定出力、ビジー、ストローブなどがあるのでこれはほとんどそのままで行けそうな感じです。





posted by やすだ at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 制御・設計・ソフト・ハード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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