2009年07月28日

FANUCのEPROMからラダーを印刷する

ROMアダプタ
最近、海外からの問い合わせがたびたびあります。何かと言うと、「ファナックのROMからラダーを印刷できないか?」という内容です。こんな時のシステムはたいてい、FS-3(3M,3Tとか)、FS-6(6Mとか)、シリーズ11,15,0などで、フラッシュROM内蔵タイプになる前のものでEEPROM(紫外線で消去してからROMライターで書きこむ)が刺さってるタイプです。

ROMを送ってもらえばできないこともないのですが、輸送中に紛失したり破損したりという可能性もあるので、必ずバックアップROMを作るようにお知らせしたりします。

それに、回路は印刷できても回路コメントなどは当然わからないので、その辺はできません。
それから、手持ちでP-Gのシステムが無い機種もありますから、全機種対応できるわけでもないです。

機械メーカーは新しいシステムを装備した機械を売りたいのが本音ですが、今の状況は「中古品の最大活用」でしかありません。海外からの問い合わせが、なんで現地で処理されないのかと不思議に思ったことがありましたが、どうやら現地でもそんな「ツール」が揃ってないということのようです。

だから彼らは「日本だったら何でもできる」ということを信じて問い合わせをしてくるみたいです。 そりゃまあ、日本中探しまわればできるでしょう。
でも今時機械メーカーですら「P-G? 処分してないよ〜」なんて平気で言ってるところがあるくらいなので、そんなのに対応すること自体が時間だけかかる=お金にならない。という図式のため、まじめに取り組むところが減っているのでしょう。

ファナックも結局、設備メーカとは取引してますが、ふつうのユーザーは全く相手にしないというポリシーですから、エンドユーザーが路頭に迷うのは無理もないですね。
さらに、機械が中古となって転売、転売・・・じゃだれが面倒みるの? って、見る人いませんよね。

今まではここで「じゃ新しい設備を」となったんですが、状況は変わってきています。機械メーカーも、自社製の死にかけた機械をグローバルにメンテします! ぐらいの考えをもってくれてもよさそうなもんですが。

こんなことを考えているのは、私だけでしょうか。







posted by やすだ at 09:48| Comment(2) | TrackBack(0) | NC ファナック FANUC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お邪魔させていただきました。

メーカーとしても転売先までリスクを負うというのは大変なのは分かるのですが、中古機で【その手の資料】を取り寄せようとするとホントに苦労します。

機械のリサイクルってのは環境にはいいはずなのにメーカーにはあまり喜ばれないようで・・・(笑)
Posted by Beautiful Touch at 2009年07月28日 23:04
Beautiful Touchさん、コメントありがとうございます。
そうなんですよね、ほとんどが売りっぱなしのビジネスモデルなので仕方ないと言えば、それまでなんですが。
これからは以前のようにバンバン機械が売れることは無いでしょうから、その辺も踏まえて考えなければいけないですね。
Posted by やすだ at 2009年07月29日 08:04
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